本記事では、元教員であり現役WEBマーケターの筆者が、WEBでの出会いを探す教師、塾・予備校講師の先生方の出会いのコンバージョン率を上げるための方法論やテクニックを連載型でまとめていきます。
第一回目の本記事では、出会い系・マッチングアプリのマッチング獲得経路に関する基本知識&改善戦略を解説していきます。
少しだけ自己紹介をしますね。
お恥ずかしい話ですが、私は高校時代から大学時代にかけてスター●ーチやエ●コミュにのめり込んでいた、元祖ネット中毒です(笑)
当時は、エ●コミュの一日での無料メール送信回数制限13回のうち、一回はマッチングを成立させる、という超絶的にくだらないゲームを楽しんでいたくらいの中毒っぷりです。
現職ではとあるアプリの中の人としてWEBマーケッターをしているのですが、出会い系での活動も含めると私のインターネットの世界での活動歴は17年にものぼります。
ビジネスでも出会いでも、WEBの世界ではWEBマーケティングの考え方を叩き込んだ方が遥かに効率よく成果を残せます。
また、私は元教員でもあるので、なるべくわかりやすく・面白く出会いのためのWEBマーケ理論を解説します。
是非とも楽しんで学んで下さい!
出会い系・マッチングアプリの主な獲得経路と特徴を理解
少々基本のお話になりますが、出会い系・マッチングアプリではどのようにして異性とマッチング(=獲得)するのでしょうか?
結論、シンプルに獲得経路は以下の2点です。
- 自分の募集ページ
- DM(ダイレクト・メッセージ)
これら2つの獲得パフォーマンスをそれぞれに最大化させていくことが基本的な戦い方となります。
本記事では、それぞれの攻略法を詳しく解説していきます。
自分の募集ページからのマッチング獲得を最大化させるには?
出会い系・マッチングアプリに登録してアカウントを作成すると、自分専用の募集ページが作成されます。
これはまさに、サイト・アプリ内に自分の広告を出すようなイメージです。
※教員の先生方は「広告」っていうとネガティブな印象を持たれる先生が多いと思います。広告代理店なんて悪の巣窟と考えている先生もいますよね?笑
ここではあまり固く考えず、広告=「多くの人に自分のページを知ってもらうための施策」と考えましょう。
話を戻します。
WEB広告で守るべきことは、
- 常に目立つ位置に広告を設置すること(=検索上位表示させること)
- 広告をみた人がクリックしたくなること
この二点だけ。
これをWEBでの恋活・婚活でも遵守します。
募集ページは可能な限り検索上位を狙う
出会い系やマッチングアプリ上で、一番手軽に多くの人に自分のページをみてもらうためにはどうなっているのが望ましいですかね?
それは、異性が検索をかけた時に、真っ先に自分のページが表示されることですよね。
もちろん、表示されたからってマッチングするとは限りませんが、少なくとも見られさえすれば連絡がくる可能性は格段に上がります。
これはさながら、我々が日常でGoogleやYahooで検索をかけたときに、真っ先に表示されるサイトをクリックするのと全く同じです。
GoogleやYahoo(こいつらを検索エンジンと言います)で上位表示されているサイトは、検索エンジンに評価されているのでサイトが上位に表示されています。
出会い系・マッチングアプリでもやるべきことは同じで、マッチングコンバージョン率を上げるためには、サイトやアプリの表示アルゴリズムに評価されるような募集ページ作りを目指すことが重要です。
※現代では様々なアプリがあるため、アプリごとに募集ページ評価のアルゴリズムには違いがあります。
また、現代のアプリはス●ービーチのように異性側のサイトが見えないため、自分のページの表示のされ方が不明なところも厄介です。
しかしながら、この手のWEBアプリにおけるユーザーの評価軸はある程度決まってますので、それぞれ解説します。
マッチングアプリで検索上位を狙うための4つの評価軸
この手のアプリにおおよそ共通の評価軸は大体次の4つですので、一旦ここを意識しましょう。
- ログイン頻度
- エンゲージメント
- 課金
- 新規入会ボーナス
ログイン頻度は簡単な話で、入会しても全くアプリを使わないユーザーよりも毎日活動してるユーザーを上に表示させるということです。
エンゲージメントはTwitterやInstagramなどのSNSでよく採用される評価アルゴリズムで、具体的には「いいね数」とか「マッチング率」さらには「DMの返信継続率」等が高いユーザーを評価して上位表示させるということです。
無料の有名マッチングアプリ、Tinder(ティンダー)は恐らくこの評価アルゴリズムが入っているため、実は初心者には難易度が高いアプリです。
※「エンゲージメント」を評価軸に加えているようなアプリはうまく回るようになると次々とマッチングするようになるのですが、逆に全然「いいね」もマッチングもなかったりするとますますマッチング率が下がってしまうような負のスパイラルに陥る危険性があります。
アプリによっては、課金することで上位表示されやすくするオプションをもっているところもあります。
これは課金型WEB広告そのもので、課金することで自分の募集ページを無課金ユーザーよりも優先的に表示させるようになるというものです。
上手くやるとブーストしますが、無限にお金がかかるため予算を守りながら課金することが重要です。
最後の新規入会ボーナスですが、こちらは新規会員だけは一時的に優先的に上位表示してくれるというものです。
これはいわばビギナーズラック的なもので、入会早々、全くマッチングせずにすぐに新規会員が辞めてしまうことを防ぐための運営側のはからいです。
※ここからも、いかに上位表示されることが大切であるかが理解できると思います。
先ほど説明した、「エンゲージメント」のアルゴリズムが入っているアプリでどうにも評価が上がらない場合は、一旦リセット+ビギナーズラック目的で退会してから再度活動を開始するのも一つの手です。
募集ページのクリック率&マッチング率を上げるには?
須く全てのWEBマーケティングに共通する結論で、かつ、今後もくどいくらい強調しますのでしっかりと頭に叩き込みましょう。
ディスクリプション(サイト掲載用とDM用の文章)とクリエィティブ(サイト掲載用の画像)が全てです。
よいディスクリプションの書き方は別の記事で詳しく説明しますが、出会い系・マッチングアプリで結果を出したいならクリエィティブ作成に投資することが重要であることを意識してください。
スマホの普及により、画像の重要度は以前よりも格段に増しています。
適当に写メによる自撮りをしていては全くマッチングしません。
ライバルに圧倒的に差をつけるためにも、必ずプロ撮影の最強の一枚を準備しましょう。
※お値段も1万円〜2万円程度でいけますので、全然安いものです。
特に男性で異性側のページを見れるサイトやアプリを使っている方は確認してみるとよいですが、「こんなのどうやって自分で撮ったんだ?」っていうハイクォリティの写真を掲載している人がたくさんいます。
カラクリとしてはプロに写真撮影してもらっているからということです。
DM(ダイレクト・メッセージ)からの獲得を最大化させるには?
DMとはダイレクト・メッセージの略で、出会い系やマッチングアプリで最大の武器です。
DMは、オファーの文章と写真のクリエィティブとで構成されています。
DMは運用方法から文章の作り込みまで大変奥が深いですが、初心者に向けてその基本を解説しておきます。
使い回しやすいテンプレを何パターンか用意
出会い系やマッチングアプリでは、ある程度大量のDMを送ることが必要となるため、テンプレの準備が必須です。
特に男性の場合はマッチング率・返信率はそう高くありませんので、マッチングするまでひたすらDMを送る作業が続く方が多いです。
その時に毎回一から書き起こしていると身が持ちませんので、取り回しのしやすいテンプレをいくつか用意しておくことが重要です。
そうすることで、お目当ての相手がみつかった時に機動的かつ効率的にアプローチすることができるようになります。
※出会い系・マッチングアプリでは募集取りやめのリスクは常につきまといます。いいなと思ったら、なるべく早めにDMを送る方がチャンスロスが少ないでしょう。
テンプレは相手に合わせて微調整できるものを準備せよ
ただし、テンプレだとバレバレのテンプレではすぐにバレてゴミ箱行きです。
出会い系・マッチングアプリではスパムメールを送りつける業者が少数ながら必ず混ざっており、同じような文面(しかも大抵は謎の長文ポエムか下ネタ)を大量のユーザーに送り付けています。
そのため、誰にでも当てはまるような文面だと最悪業者認定されて高確率でスルーされてしまいます。
※もちろん、返信するメリットが感じられないからスルーされているのですが・・・
「あなたの募集内容をしっかり読んでいて魅力を感じたのでDMをしています」感を出すことが非常に需要です。
一例として、テンプレは最低でも以下2点は可変性があるものにしておきましょう。
- 宛名は必ずつける
- 相手の募集ページの内容にコメントする
ちょっとしたことですが、こうしたところをテコ入れするだけで一気にあなただけに送っている感じがでます。
なお、当然のことですが、絶対に返信がほしいと思えるような人にDMを送る場合は一筆入魂、作り込みに作り込んだメールを送りましょう。
よくあるNGなDM例
出会い系・マッチングアプリユーザーの間でよくあるNGなDMの例を紹介しておきます。
- バレバレのテンプレ
- 度直球な下ネタ
- 不適切な距離感(堅すぎるor馴れ馴れしすぎる)
- 絵文字の使い方が気持ち悪すぎる
NG例について総じて逆に言うと、話しかけやすい適切なテンションでDMせよということです。
出会い系・マッチングアプリを少しやっていて、何人かとマッチングしてDMしている人ならわかると思いますが、絶妙に返信をしにくいメッセを送ってくるので長続きしない人っているはずです。
そのメッセを確認すると大抵は上記の特徴にあてはまっています。
余談というか大きなお世話かもですが、知らず知らずのうちに黄色い顔文字😄😜😘を多用することで、一時期世間を賑わせた「おじさん構文」を送り付けてしまっている人もいます!
どうにもDMの返信率が悪い方は一度見直してみてください。
話しやすい人のDMやLINEの文面を真似ると上達する
話しやすいDMの文面を書くようにするためのちょっとしたコツをご紹介します。
この手のものも上手な人の所作を真似るのが改善への近道です。
- LINEやビジネスチャットで話しやすい文面の人の真似をする
- DMで話しやすい印象のある異性の文面の作り方を参考にする
「話しやすい」「返信しやすい」というのはかなり感覚的なところも大きく、明確に言語化しにくいのですが、傾向はやはりあります。
既に上手な人を真似ることで、自分の文面も段々と改善されてきますので、是非とも試してみてくださいね。
DMでもクリエィティブは最重要
これまでも繰り返し延べてきた通り、DMでも写真は最重要です。
まだプロ撮影の写真の準備ができていない方は必ず撮ってもらって下さい。
出会い系・マッチングアプリ初心者にはTinderがオススメ
次回の記事では、よりマッチングの精度を上げるための考え方や戦略の立て方を紹介していきますので、乞うご期待!
また、今回学んだ知識の実践演習には無料で使えるTinderがオススメです。
以下の記事ではTinderについて詳しく解説していますので、こちらもご一読ください。
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