マッチングアプリのメリットとデメリットを徹底解説

今や日本人の10人に一人はマッチングアプリを利用の時代に?

有名な巨大マッチングアプリのペアーズは、累計ユーザー数1,500万人を突破していると公表しています。

  • 日本人の10人に一人もマッチングアプリ使ってる!
  • 日本人お盛んスギィ!!

となった方は要注意です笑

サイトやアプリ系の会員数の出し方はアカウント登録単位での累計ですので、利用者数単位だともっと少ないです。

出会い系・マッチングアプリユーザーは、短いスパンで入会・退会を繰り返したり、一旦アプリをやめてもまた戻ってくることがふつうですので、ユーザー1人当たりで平均3つくらいはアカウントを作っていそうです。

それを踏まえて、利用者数単位だとこの1/3以下と思いますが、それでも累計400万人程度は利用者がいることになります。

もの凄い数です。

2025年には1,000億市場へ…危ないアプリならここまで拡大しません

現在、マッチングアプリの市場はコロナ禍がはじまった2020年を皮切りに過去に類をみない猛烈な勢いで急成長を遂げています。

このファクトが意味するところとして、

  • 出会い系やマッチングアプリの新規利用者数が増えている
  • ユーザーあたりの課金額も上がっている

こんなことが言えそうです。

これは、昔からのコアなユーザーだけでなく、普通の人もマッチングアプリを使うようになってきていることを意味し、マッチングアプリは市民権を得たということです。

学校や職場の隣の人も普通にマッチングアプリを使ってる可能性は非常に高いです。

マッチングアプリが危険という話がでてくる背景

市場が成長しているのはわかったけれど、どうにも危険なものであるとかアングラなものであるというイメージを持っている方も多いと思いますので、その歴史的な経緯と業界としての現状からも説明しておきますね。

過去のWEBの出会いは犯罪の温床というイメージがあったが・・・

時を遡り、現在の出会い系やマッチングアプリの起源はテレ●ラやス●ービーチなどの元祖出会い系です。

そして、当時の出会い系はアングラなネットの負の世界感を体現したような場であり、実際に違法薬物取引や売春取引なども行われていて、普通の人はあまり立ち入らないような場所だったと思われます。

これらのサービスを知っている世代である40代以上の人たちからすると、確かにまだ出会い系=犯罪の温床のイメージを持っている人が多い傾向にあります。

しかしながら、40代より下の世代の人たちはそもそもテレ●ラやス●ービーチなんか知らない人たちも多く、20代より下であればもはや絶対に知りませんので、もはやかなり過去の話になりつつあります。

インターネット環境整備やSNSの普及にともないWEBでの出会いは一般的となっている

2020年における個人の年齢階層別インターネット利用率は、13歳~59歳までの各階層で9割を超えている状況であり、現代はもはや全国民がインターネットを普通に使う時代となっていると言っても過言ではありません。

引用:

総務省|令和3年版 情報通信白書|インターネットの利用状況

それにともない、インターネット上で一定のルールや管理体制が整備されてきていて、かつてのテレ●ラやス●ービーチなどのアングラサイトは排除が進められています。

例えば、サイバーパトロールは日常的に行われていますので、ネット上で犯罪行為を企てようものならすぐにお縄、タイ━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━ホ!!ですよ。

加えて、近年ではFacebookやTwitterを代表とするさまざまなSNSの普及により、WEB上で人とつながることや人と出会うことがかなり一般的になってきています。

そのため、普通に使っている分にはかなり安全になってきていることは事実ですし、日本人の意識的にもWEBで会うことはそんなに物珍しい状況ではなくなりつつあるということです。

現代のマッチングアプリ業界は法律で規制された業界

以前までは出会い系・マッチングアプリ業界はアングラの代表格のような業界でしたが、現代では法整備も進み、少なくとも合法な風俗と同じくらいにはクリーンな業界となりました。

ここでは、業界洗浄のきっかけとなった法律である出会い系サイト規制法ついて解説します。

心配ならインターネット異性紹介事業の届出有無を確認する

現代の出会い系・マッチングアプリの業界は、出会い系サイト規制法によって行政機関から指導・監督を受けています。

この出会い系サイト規制法の内容は主に以下の内容です。

  • 都道府県公安委員会へのインターネット異性紹介事業の届出義務化
  • 年齢確認の義務化
  • 18歳未満の利用禁止の義務化

マッチングアプリは届出制であり、何かしでかすと届出は無効とされます。
※届出違反をすると、6月以下の懲役又は100万円以下の罰金というかなり重いペナルティが課される

もちろん、有名なマッチングアプリはインターネット異性紹介事業の届出を絶対していますが、どうしても不安であれば入会前に届出の有無を確認しておきましょう。

例えば、老舗出会い系最大手のでもサイトの最下部のフッターと呼ばれるところに届出番号を記載しています。

大手であればどのサイトでも同様ですので、心配な場合は確認してきましょう。

安全な出会い系・マッチングアプリは身分証提出による年齢確認が必須だが、身分証を送って大丈夫か?

結論から言うと大丈夫ですので、安心して送ってください。

これは年齢確認が法律で義務化されている都合上、普通に法律に則った運営をしている証拠です。

むしろ、出会い系・マッチングアプリサービスであるにも関わらず、身分証提出や年齢確認が求められなかった場合は違法業者である可能性が高いので、すぐに利用を中止した方がいよいです。

身分証の提出方法について、出会い系サイトの公式から引用した情報を掲載しておきます。

あまり身構えるものではないと言うことを認識しておいてください。

Q.
どんな種類の証明書で手続きできますか?

A.
年齢確認手続きにご利用いただける書面は、「生年月日、又は年齢」「書面の名称」「書面の発行者名」となります。
下記はご利用いただける書面の一覧です。
運転免許証、国民健康保険被保険者証のほか、健康保険被保険者証、共済組合員証、年金手帳、旅券、外国人登録証明書等の書面、または官公庁、会社、大学等が発行する身分証明書
※年金手帳など確認に必要な項目が離れて記載されている書面は、複数の画像に分けて送信してください

Q.
どんな画像を送ればいいですか?

A.
年齢確認手続きの際に必要な画像の撮影例です。以下項目が見えるように書面を撮影し、手続きを行ってください。

1. 生年月日、又は年齢
2. 書面の名称
3. 書面の発行者名

ハッピーメール公式サイトより引用

氏名や住所などの個人情報の部分については黒塗りにして提出しても年齢確認はOKですので、万一のことが心配な場合は塗りつぶして提出しましょう。

マッチングアプリのメリット – 現代の恋愛革命

マッチングアプリは、現代の恋愛シーンに革命をもたらしました。これらのアプリは、異性との出会いの機会を大幅に増やし、利用者のライフスタイルや好みに合わせた柔軟な恋愛を可能にしています。

誰でも簡単に使える

マッチングアプリは何といっても誰でも簡単に使えるメリットがあります。

インターネットで操作ができますので、例えば入会するためにどこかに行かなければならないこともありませんし、マッチングアプリの中でも登録だけならば無料でできるものも多いです。

2つ目以降のメッセージのやりとりは有料になるケースが多いですが、女性を検索する、最初のメッセージを送る、だけならば無料でできるものも多く、ちょっと登録して様子を見てみることも可能です。

また、婚活パーティーに行く、結婚相談所に登録する、などということであれば実際に出かけなければならず、週末は疲れていてそんな気になれないということもあるでしょう。

しかし、マッチングアプリであれば出かける必要がなく、簡単に登録することができるため、使い始めるハードルが低いと言えるのです。

自分の目的や条件に合った相手を探せる

マッチングアプリであれば、自分の目的や条件に合った相手を簡単に探すことができます。

結婚相手・遊び相手・友達・セフレ・割り切り相手・パパ活&ママ活の相手など様々な出会いニーズがありますが、使うマッチングアプリをしっかりと選定すれば必ず自分に合ったアプリが見つかります。

例えば趣味やサークルなどで彼氏・彼女を見つけたいと思ったり、婚活パーティーで結婚相手を見つけたいと思った場合は、自分の条件に合った相手を見つけることが難しいですよね。

マッチングアプリであれば自分の条件で相手を検索できるので、タイパよく自分の求めている相手を見つけられるメリットがあります。

マッチングアプリのデメリット

次に、そんなマッチングアプリのデメリットを紹介します。

写真と実物が全然別物がやってくる可能性がある

写真だけはいくらでもスマホの加工アプリやPhotoshopなどで加工できますので、実物とは違う可能性があります。

最近だと、画像生成AIを使って本人とは全く異なる写真をアプリ上に掲載しているとんでもない輩も残念ながら一定数存在しています。

こうしたいわゆる写真詐欺からの防衛方法としては、異なる構図で複数の写真を送ってもらうことで見極めるしかありませんが、それでも100%写真詐欺を回避することは難しいでしょう。

あまり気にしても仕方がないので、ある程度は別物がくるリスクを受け入れながらアプリを使うような心構えも必要です。

サクラや悪徳業者の存在

大手のマッチングアプリの運営会社はサクラ行為はやらないし、業者に関してはパトロールを行って厳しく監視しています。

過剰に心配する必要はないのですが、それでも一定数の悪質な業者が紛れ込んでしまうのは事実です。業者は簡単に見抜くことができるので、以下の記事で学んでおきましょう。

成果を得るためには地道なPDCAが必須!努力なしで出会えるほど甘い世界ではない

マッチングアプリは近年急速に発展しており、多くの会員が利用しています。

そのため、人数が多すぎてなかなかマッチングできなかったり、いいなと思ってメールを送ったとしても返信が返ってこないことなんてザラです。

せっかくマッチングしたとしても、その他のライバルに負けてしまうことも日常茶飯事です。

結婚相談所などであればコーディネーターやエージェントから助言をもらえることもありますが、マッチングアプリであればそのような助言はもらえません。

自分自身で自分の何に問題があるのか、自分の求めている条件のどこに問題があるのか把握する必要があり、相手が見つからない場合はどうすれば良いのか考えていかなければいけません。

ビジネスでいうところのPDCAをしっかり回して、結果が出るまでは愚直に改善活動を続けることが必須というわけです。

自分はどこで戦うべきかをしっかり考えたり(使うべきマッチングアプリの選球眼)、一番改善の余地があるプロフィールを何度も何度も書き換えるなど、成果を出すためにやるべきことは山のようにあります。

成果を急ぐことなく、気長に使うことが大切です。

まとめ – マッチングアプリがもたらす新たな恋愛観

マッチングアプリは、多様な出会いの可能性、利便性、安全性、経済性といった多くのメリットを提供し、現代の恋愛観を変革しています。これらのアプリを上手に活用することで、新たなパートナーとの出会いが期待できるでしょう。